1982-04-21 第96回国会 参議院 公職選挙法改正に関する特別委員会 第4号
そして、そういう中の一連の動きの中で、昭和五十一年から五十二年にかけて、これは八十国会です、野党四党が地方区是正が先だということで十八人増の提案をいたしました。これは自民党は逆に困ったと思うのですね。そこでそれを相殺するために全国区拘束名簿式を出したのではないか、こう言われていますが、実際はどうだったでしょうか。
そして、そういう中の一連の動きの中で、昭和五十一年から五十二年にかけて、これは八十国会です、野党四党が地方区是正が先だということで十八人増の提案をいたしました。これは自民党は逆に困ったと思うのですね。そこでそれを相殺するために全国区拘束名簿式を出したのではないか、こう言われていますが、実際はどうだったでしょうか。
それから地方区是正、このとき出しておったのに今度は全然出さない、全くの改悪なんです。どうしてこういう改悪に至ったのか、一たん国会に出したものがどうして変わっていったのか、その経過を説明してほしいと思います。
自民党回答なるものはもちろんわが党の認めることのできないものであることは当然でありますが、全国区制度とは切り離して地方区是正を検討すること、全体の定数増についても疑問があるとはしているが、絶対不可能とは断定していないものであることなどから見ても、さらに続いて小委員会での審議を急ぎ、今国会においてアンバランス是正を実現するために最大の努力を尽くすべきことが公選法特別委員会及び小委員会の最も重要かつ必要
読みようによっては、分離とも一括ともとれるものとなっており、また、地方区是正は、総定数をふやすのかふやさないのか、言いかえれば減員区ができるのかできないのか、実現は本当にするのか、努力すればそれでよいのか、読みようによってはどうにでも受けとれる政治的玉虫色を……
やはり私は、総理が戦後最大の改正であると非常に胸を張って先日も本会議でこの問題については自信を持っておっしゃっておりますが、しかし、この機会を外すと参議院の地方区是正はまたできなくなる。いままでの例から言ってそうなんです。やはり今回、いま参議院に舞台が移ってまいりましたが、ぜひこの地方区定数是正を中に入れてもらいたい。この点について総理の御意見をお伺いしたい。
○戸田菊雄君 本論に入る前に大臣に二、三質問したいのでありますが、それは第六次選挙制度審議会で、参議院地方区是正問題について答申があったわけですね。で、この答申に対して、過日の公選法のこの委員会で自治大臣は、所定どおり実行したい、こういうことを言われたのですが、そのお考えについて、どう考えておるか、まず御回答を願いたい。